2024/4/5(金)おひさまクラブ幼稚園のはじめの式を行いました。
今年度はキャンプ組16人、スター組9人の計25名のお友達が一緒です。
宜しくお願いいたします。
以下園長式辞と保護者代表挨拶です。
◆はじめの式 式辞
今年の春は行ったり来たりとゆっくり進んでいますが、おひさまの庭にはスミレやタンポポ、テントウムシなど小さな仲間たちが顔を出し始めました。
新しくおひさまの仲間になってくれたみなさん、ご入園おめでとうございます!!
今日からここでいっぱい遊んで、けんかもして、笑ったり泣いたり怒ったりしながら一緒に大きくなっていてくれることを楽しみにしています。
困ったことがあったらここにいるお兄さん、お姉さん、大人の人たちが助けてくれるから、大丈夫です。抱っこやおんぶもたくさんさせてもらえたら嬉しいです。
ひとつずつ大きくなった皆さん。ご進級おめでとうございます!
キャンプ組になったりスター組になったり、もう一度キャンプ組になったりスター組になったりしてそれぞれに大きくなりました。
今年もおひさまの楽しいところ、面白いところをたくさん見つけて、周りの人たちに教えてくださいね。
そして大きくなってもしっかり甘えてくださいね。私たちはそれが嬉しいのですから。
保護者の皆さん、本日はお子様のご入園、ご進級おめでとうございます。
新しいお仲間が加わり、嬉しい春を迎えることができました。
今年度もおひさまならではの、四季折々の植物や虫、風や光など、豊かな自然の力を借りながら、一歩一歩、進めたいと思っています。
皆さまには、ここから始まるおひさまの歴史にますますの彩を加えていただけたら嬉しいです。
職員一同、皆さまと共に始まるこれからのおひさまクラブを心より楽しみにしております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2024年4月5日
おひさまクラブ幼稚園園長 桐島 真希子
◆保護者代表あいさつ
みなさんこんにちは、山嵜亮の母あゆみです。
新しくおひさまの仲間になったおともだち、1つ大きくなった おともだち、
保護者のみな様、本日は誠におめでとうございます。
見守ってくださっている職員のみな様、いつも ありがとうございます。
今年度もどうぞよろしくお願いします。
昨年度は1年間、おひさまコッコで親子共にお世話になりまして、6月より正式に入園させていただくことになりました。
みな様と今日、新たなスタートが切れたことをとても嬉しく 感じています。
今日は、私がおひさまのどんな所が好きで ここに入園しようと決めたのか、少しだけお話させていただ こうと思います。
まず1つ目はやはり、自然に囲まれたこの環境です。
季節ごとに姿を変えるので、1年中を通して発見や学びが多く それを五感で体験できるところが、素敵だなぁと思いました。
子どもたちは、暑いも寒いも何のそので、元気いっぱい エネルギーに満ちていて 自然と一体となって遊びを探求 する姿がとても印象的でした。
科学の分野でも、子どもの時期にどろんこ遊びをたくさんしたり より多くの自然に触れて、多様な微生物に接することが 何より大切とされており、心身の健康に大きく関わることが わかっていますので、
おひさまではそういった目には見えない部分でも子どもたちにはたくさんのメリットがあり、強くたくましく成長して いけるのではないかなと思います。
そして毎日どろだらけになって遊ぶ子どもたちを見守る職員の 方々も、むやみに成長の芽を摘まず、
機会を与えて育んでくれる この環境が本当にありがたく、おひさまの大きな長所であると感じています。
2つ目は、遊びや暮らしの中で、1人1人の個性や自分で考える力が培われる という点です。
おひさまの子たちは、毎日自分で遊びを見つけます。
自分で探して、選んで、考えて実行する。そんなおひさまでの日々が
「自分軸を持つ」ということの土台となっていくのではないかと思いました。
今の日本では、従うことが正しいという風潮が強く、
“上の人が言っているから” “みんながそうしているから” “テレビが言っているから”と、
大事な局面においても、判断基準を 他者へ委ねてしまう傾向にあります。
もちろん協調性が必要な場面は別でありますが災害などでの緊急事態では、マニュアルを超えた個人の判断が、多くの命を救った事例も少なくはありません。
まず自分の頭で考えること、そして自分軸を持って判断すること。
そういった個々の力を伸ばしながら、互いに補い合い、 認め合い、子どもも大人も横につながっていく優しい世界を 創造していきたいと思います。
そして3つ目ですが、何だか来るだけで癒される、ということです。
これは母である私のかなり個人的な印象なのですが 子育てをする上で、日々悩みはつきません。
自分の子育てに自信がなくなると、なんだか自分自身すら嫌になってしまう日もあります。
でもおひさまに来ると、不思議とそんなことを考えることもなく、 うちの子はこれでいいんだと、
私は私でいいのだと、いつもホッとしてここに居られる、
本当に太陽のような暖かさがあるように思います。
孤独になりがちな現代の子育ても、おひさまに 来れば、みんなでする子育てになります。
おひさまに出会えたことはきっと、人生の宝物になると思います。
そんな宝物の日々を、これからみなさんと共に過ごしていける ことを心より嬉しく思っています。
長くなりましたが、これをもってごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。