保護者の皆様・職員の皆様へ
2023年度末にはアンケートのご協力ありがとうございました。
全体をまとめてみましたのでご覧ください。
貴重なご意見、ご提案をいただき感激しております。
ぜひ、おひさまの関係者みんなで共有し、今後に生かしていきたいです。
またおひさまを外から見守ってくださる方々にもご覧いただき、助力のご協力などいただけたら幸いです。
おひさまクラブは、職員も保護者も支援者もみんなで力や知恵を出し合って子どもや子どもと共にある人が楽しく暮らせるようにする所です。
ご意見、ご提案をお読みいただき、「私はこう思う。私だったらこうする、こうできる」ということなどを、またどしどしお寄せください。
よろしくお願いいたします。
2024年5月 学校法人ちいさがた学園おひさまクラブ幼稚園園長 桐島真希子
※〇の後は感想・意見、➡の後は提案
1.保護者の皆さんからの「こうだったらいいのになあ」
<遊び>
〇お出かけが本当に嬉しいようで、楽しそうに思い出しながら話してくれます。
➡引き続き、ふとしたお出かけをお願いします。
〇やりたい遊びを自分で考え、選び、それを実行できている様です。
〇工作が流れ作業に見えてしまったことがありました。
➡作る喜びは感じていると思うのですが、決まりが少ないものもいいのでは?
キットのようにしないなど…同じものができなくてもいいと思います。
〇それぞれの子どもの「やりたい!」を実践していただき感謝しています。
またキャンプや登山など親では提供できないことを経験させてもらえてありがたいです。
〇とても楽しそうに遊んだりケンカしたり大声出したり体を動かせていてありがたいです。
➡おひさまで行っているキャンプや里山で遊ぶこと、父親(または母親)が子どもと関わって遊ぶこと、などの意義やメリットについて長年おひさまで保育をしてきたおじちゃんの講演会(お茶会)を2か月に1度するのはどうか?岡崎勝さんや高濱正伸さんをイベントにお呼びするのがまたあればぜひ行きたいと思うし、父親がおひさまにくるきっかけになると思う。
〇スクーターがスキーの練習になっているのでは。お陰様でスキーが楽しめてよかった。
〇室内のおもちゃが古いものや電池がないのか動かないものがあり少し気になりましたが、おもちゃがなくても自分で遊びを見つけていると改めて親の方が感じされたので親の学びとなりました。
〇年齢の枠を越えて男女関係なく毎日全力で遊べていることがすごく有り難いです。
〇雨や雪の遊び、積み木などいつもと違う遊びがあり楽しそう。➡それ以外にも、少雨の時には外に行きたい子はカッパを持ってきてもらって雨の中遊んでみたり、裏山探検に行くのも楽しいかもしれませんね。
〇のびのびと好きな遊びを追求している姿が子どもらしくていいなあと思います。
〇子どもがのびのび遊べるように工夫したり、配慮されていてとても感謝しています。
○自由に遊んだりしていることの積み重ねがそれぞれの形づくりになるんだなと実感に変わってきている。
〇スタッフの人が一緒に全力で遊んでくれていたり、ほっておいてくれたりありがとうございます。
➡個々の様子をみんなに共有してもらえるしくみのようなものがあればいい。それがおひさまの魅力につながるのでは??
<暮らし>
〇お弁当をペチカの方に置いてくれたりしていると聞きました。冷たくなりすぎずに有り難いです。
〇おやつに関して献立表と違うものが出てくることがあり、子どもががっかりすることがありました。あと、コスト的に難しいとは思いますが小麦粉のグルテンや砂糖が腸内環境を悪化させたりミネラルを奪ってしまいアレルギーやかんしゃくの原因にもなるため、少しずつ見直していただくと良いと思います。
〇お弁当の紐が結べるようになりました!おしりも自分でふけるようになりました!
〇入園前はお弁当が心配でしたが周りの子たちのおかげかきちんと自分で食べているようで成長を感じました。
〇おやつも手作りのものでありがたいです。
〇お弁当の前は必ず手を洗ってほしい。歯磨きをしてほしい。早く遊びたい気持ちは分かるが、お弁当はしっかり食べてきてほしい。親としての希望や願いはもちろん色々ありますが、、、おひさまでの集団生活スタイルの中ではなかなか難しいのが現状かなあとも思います(笑)➡園に任せず、家でも教え伝えていき自分の力でできるようになってほしいです。
〇食材の高騰でキャンプの会費が厳しいということでしたが➡畑をもっと充実させたり、鶏を飼って卵を使ったり、お米は各家庭からキャンプ毎に1回1合とか持ってきたらどうでしょうか?
〇ゆるくていいので日々の糧に感謝する時間などたまにあったらいいと思います。
〇おひさまクラブに通い始めてできることが増えました。日々、教育していただけているのを感じます。
<環境>
〇満足しています。山も手が入り始めていたり、整備しようとしている小道も楽しみです。
➡遊びの会もここで遊べたりするといいのかな?
〇自然の中で日々、生活することが出来てとてもよいです。特に夏はプール、冬はスキーやそりが園庭でできるのは本当に特別な体験だと思います。
〇体調不良で流行りがあれば共有してほしいです。(胃腸炎、インフル、咳など)。
➡オクレンジャーを活用してほしい。
〇広々とした園で、とりまとめすぎず、一人ひとりを尊重して生活させてもらっている環境でとてもありがたいです。大人の考えや、先回りしすぎないこと、スタッフやおひさまの考え方から親として学ぶ事がたくさんあります。
〇裏に山があるのはとても魅力的です。➡裏山やチョコレート山までお弁当を持って行ってそこで食べたら楽しいかも?外でトイレする経験も災害時には役にたつと思います。
〇登園の際、雨の日など地面が滑りやすい日は赤ちゃんや小さい子連れだと斜面を下るのが少し怖いと感じます。
➡ペチカの階段側があるのでいいのかな?とも思いますが、子どもが来てすぐヤギの近くに行きたがったり遊びたがることが多いのでどこか一か所でも安心して下りられる所があってもいいのかな?
〇年長になり、おしっこに失敗して着替えることが恥ずかしいそうです。どこかで隠れて着替えができるスペースがあるといい
<安全>
〇十分だと思います→安全に確保されすぎた環境にあえてならないぐらいが良いと思います。支える人が大変でならない程で…行事の時は特にみんなで支えます!
〇けがや事故について当事者の親には連絡があるが、それ以外の保護者には周知されないことがあり心配だと思いました。
➡まず事故やケガの報告をして、それに対する具体的な対策を提案してもらいたいです。
〇門の鍵が壊れている➡直しても開けられる子は開けてしまうので「子どもだけでは出ていかない」ということを各家庭でよく話すことが大切だと思います。
※業者に修理を依頼中です。
〇のびのび遊べるからからこそ長い棒を振り回したり取り合ったりしている姿に時々ヒヤッとすることがあります。大きなケガに繋がらないように今まで同様にしっかり見守っていただき声掛けをしたり、時には思い切って注意してもらえたらと思います。
〇ブランコ使用中に小さい子が後ろに入り込んでしまうことが何度かありヒヤヒヤしました。➡一瞬のうちの出来事なので見守りも日々大変かと思いますが、未満さんも少しずつ覚えていけるよう声かけをしていっていただけたらと思います。
○冬になると門の近くが凍ったりして滑るので何か対策をしていただけるとありがたいです。
<その他>
〇やりすぎないくらいが丁度いいなと思います。おひさまには色々な人が集まり、本当に皆さん沢山考えて動いてくれて、大人もこどもも笑って過ごせる1年だったと思います。
〇翌月の予定表を前月の中旬くらいにはほしい。誕生会を年間予定表へ入れてしまうことはできないですか?
〇卒園キャンプで平日休みになることを新入園の人や、在園でも忘れがちなので早めのアナウンス(年間予定表でもいいので)がほしい。
〇「危ないから」という理由で何でも排除するような風潮の社会で「やってみなきゃ分からない」「挑戦したい」「確かめたい」という子どもたちの気持ちを汲んで多少のケガや危険を見守ってもらえるおひさまの存在は貴重だと思っています。
➡入園前にもそのような方針だと説明があると入園後も保護者は安心するのかな?今後も安全に配慮しつつ、おひさまでしかできない経験をしてもらいたいです。
〇今後、施設も老朽化してくると思うので定期的に男の手を集める活動があってもよいのではないか?(毎月第3土曜日などと日程を年間で決めておけば父も仕事を調整しやすい。
〇親の会のライン+写真のラインがあり、連絡を受けやすいのでありがたいです。特にこどもの様子を写真で見られて安心と、今日はこんなことをしたのだと分かり嬉しい。
〇おひさまとはちがったスタイルの園からの転園で最初は何かと不安もありましたがすっかり落ちついて毎日全力で楽しそうに通う姿が何よりの喜びです!!
〇キャンプはおひさまの大きな魅力です。子どもはいつもすごく楽しみにしています。2023年度の規模が続くといいと思います。
〇このアンケート、年度末提出ですが来年度の予定が出た後でアンケートをした方がいいと思います。それかいつでも提出できるなどの検討をしてもいいと思います。
〇おじちゃんが子どもたちと一緒になって床を転げ回ってわらべ歌遊びをしているのが子どもたちもとても楽しそうにしていて嬉しかったです。
2.職員からの「こうだったらいいのになあ」
<遊び>
〇子どもがやりたいことを全力でサポートできる環境と人員だと思う。
➡子どもが自分で自由に工作ができるコーナーづくりをしていきたい。
➡雨が降った時も木にのぼることができるようにロッククライミングのようなものはどうかな?
➡思わず試したくなるような木板を用意しいろいろな筆の使い方が楽しめるようにするのはどうかな?
〇季節に合わせた遊びを設定し、子どもたちの姿から全体で取り組む遊びへと発展させることもできた。
〇落ち葉や草花、木の実などおひさまにある豊かな素材を使っての遊びは引き続き行っていきたい。
➡描いた絵はブランケットハウスに飾っているので保護者の人にも見てもらいたい。
絵以外の遊びからできた作品も時には飾ったり、見せ合えるような場を作ってみたい。
(ミニ作品展?個展?)
<暮らし>
〇庭や山の植物の変化から季節を感じることができる。
➡まだついていない木にネームプレートをつけたい。
〇少人数になって遊び相手が人だけでない場面が増えそうで楽しみ。
〇キャンプや畑などみんなで協力し合える場もあり参加できる。
➡「おひさまクラブゲーム」「おひさまクラブすごろく」を作ってみたい。
おひさまクラブに足を踏み入れた子どもや大人で園内の色々な場所を巡って、そこでいろいろな体験や冒険をし、また更にいろいろな体験や冒険をしていくゲームです。時間の穴もあって、そこに落ちると過去や未来のおひさまも体験することができるゲームです。
ゲームを作るのが得意な人にお願いできるといいなあ、とずっと思っています。
➡おひさま語の収集
こどもたちはおもしろい言葉を使いますよね。おひさまクラブ独自の言葉や表現(何かの呼び方や名前、その他)を聞くこともあります。その時は確かに使われていてもどんどん忘れられ、消えていくので、ぜひ、収集し、残していけたら嬉しいです。
〇着替えや食事の支度など、それぞれの年齢で個々に出来ることは自分たちでやろうとする姿がみられ、子どもたちの育ちを嬉しく思う。
〇衣服の用意など多めに用意していただき安心して好きな遊びができている。
➡着替えの際は思いの他散らかるので他の子の衣服と混ざってしまうことがよくある。引き続き、全ての持ち物に記名をしてもらえるようお願いしたい。
<環境>
➡蚊の対策が何かできたらいい。
〇いつでも庭に出られる、同様に家の中でも過ごすことがとてもよい。
〇ブランケットハウスの入り口(下駄箱前)が雨上がりやプールの後など水浸しになってしまう。
➡水はけをよくしたり、水路を作るなどできればいい。
<安全>
〇すのこの木が足にささることが増えた気がする。
〇おひさまの暮らしをしていれば、大抵のことは軽いケガで済みそうだ。
〇裏山の整備に手をかけてもらい子どもたちの遊びが広げられて嬉しい。
➡来年度も花壇を作ったり、秘密基地やキャンプごっごなど色々考えていきたい。チョコレート山にももっと行く機会を増やしたい。
〇木が折れていて危ない等、保護者の方からも気づいて教えてもらったり、直してもらったり等、気にかけてもらう場があり嬉しかった
➡引き続き、気づいたら声に出してもらえるとありがたい。みんなで見守り、伝え合える雰囲気はとても大切だと思う。懇談会などでも皆さんに協力してもらえるように伝えていきたい。
<その他>
〇キャンプのボランティア、プール設置などの保護者作業、そめもの、太巻き、その他いろいろな場面でご協力いただいたり、自発的な活動に日々感謝しています。
〇大人が本気で遊んでいる時、子どもたちはさらにのびのび過ごしています。
今後も保護者の人たちにも参加してもらえるような場を一緒に作っていきたいです。